SIRUI Aurora 85mm F1.4 レビュー
今回はSIRUIのフルサイズ対応中望遠単焦点 Aurora 85mm F1.4 をレビューします。
SIRUIとは
2001年設立の中国メーカです。カメラ関係の機材を扱っていて、三脚メーカとして認識されている方も多いと思います。(SIRUI公式HP)
スペック
SIRUIの公式HPからの引用です。

体格がそこまで大きくなく、重さも500g代と開放F1.4としては軽い方だと思います。絞りばねは15枚も使用されています。
外観
外観はこんな感じです。大きさの割に軽いです。

SONY純正レンズSEL85F18と比較すると長さは大きいですが太さはそこまで変わりません。

SEL85F18はF1.8ですし、コンパクトさ重視の無印レンズなのでSIRUIが結構頑張ってると思います。SEL85F14GMと比較するとこうなります。SEL85F14GMに比べるとかなりコンパクトです。

フィルタ径は67mmです。67mmはTamronの多くのレンズと同じなのでフィルタを共用できて良いです。(個人的にTamronレンズ使用が多いので。)

絞りリングと絞りリングのクリック切り替えボタンがあります。


AF/MF切り替えボタン、AFLボタンがあります。AFLボタンはゴム製で、少しほこりが付きやすいです。それとゴムなので押し心地が柔らかめでレンズのボタンとしてはイマイチです。(更に言うと個人的には85mm F1.4の文字が大きすぎるのと、横幅の広いゴシック体でちょっと安っぽい感じがしてしまいます。)


レンズのファームウェアをアップデートするためのUSB-C端子があるのですが、レンズリアキャップを開けないとアクセスできない位置にあります。Tamronのように常に露出する位置ではないので異物混入という観点では合理的かなと思います。(いざ使用するときには後玉を露出したまま行う必要があるのが少し不安ですが、低頻度なのでそこまで気にすることではないと思います。)

割としっかりしたポーチが付いてきます。

α7Cⅱに取り付けるとこうなります。

コンパクトなα7Cⅱにつけてもそこまでレンズが大きいと感じないです。

レンズフードをつけるとさすがに結構長くなります。因みにフードは良くあるバヨネット式なのですが、固定までに回す回転量が多く、更に少し力がいる(おそらく干渉気味)為、付けづらいです。

鏡筒径がα7Cⅱ下面より大きいので、置くとレンズ側が浮きます。

AF速度
AF速度を測定するとこうなりました。

SEL85F18とほぼ同等でそこそこ速く、ポートレート撮影には特に困らないと思います。AF速度の測定方法、他のレンズの測定結果はこちらです。
玉ボケ
開放のF1.4からF8までの玉ボケ形状です。玉ボケをなるべく大きくして形状を確認したいので、フォーカスの外し具合はF値によって変えています。(なのでF1.4とF8のボケサイズ比較としては使用できません。)

F2.0の時点で四隅以外はかなり真円に近いです。四隅は少し欠けてます。

F2.8でほぼほぼ真円になります。




ちなみにこんな感じの模様を撮影しています。

最短撮影距離
最短撮影距離は0.85mです。

最大撮影倍率は1:8.68なのであまり大きくは写せません。

作例
ここからは作例です。

ある程度絞ってもカリカリというよりは割とソフトな印象になります。ポートレートにはちょうど良いかもしれません。




ボケもそんなにうるさくないです。





色が少しあっさりめな感じがします。下の写真2枚は結構コントラストを上げてます。


最後に
SIRUIのレンズは全くなじみがありませんでしたが、ポートレート撮影用のレンズとしては申し分ない性能かなと思います。ソフトめの写りでボケ方もそこまでうるさくなく、玉ボケもあまり絞らなくても割と画面の端まで丸くなってくれます。色についてもZeissのように発色が良い感じではないのでポートレート向きだなと感じます。
価格が同等スペックのレンズに比べて安いので、純正にこだわりがない方は購入を検討してみても良いかなと思います。
ニコンZマウント用、フジXマウント用もあります。
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