SONY SEL1655G レビュー(SIGMA TAMRONとの比較有)
SEL1655Gを触れる機会がありましたので、SIGMA 18-50mmと比較していきます。
カタログスペック
カタログスペックを確認していきます。
(標準ズームレンズを選ぶときに比較対象に上がるであろう、TAMRONのF/2.8通しズームも比較しました。)
引用元
それぞれ特徴があり、何を重要視するかで選ぶレンズが変わってきます。うれしい悩みですが、購入時は相当悩みそうですね。
(※印はカタログ記載がなかったので実測した値です。ですので参考程度で見てください)
どれを買うべきか
それぞれ下記の方が購入検討されるのかなと思います。
SONY SEL1655G
・純正の安心感
・Gレンズへの期待
・広角16mmが必要
・カスタムボタンが欲しい
・手振れ補正有ボディ使用の方(α6600,α6500)
・すっきりした(寒色系)絵が好み
SIGMA 18-50mm DC DN
・安い
・コンパクト(体格、重さ)
・手振れ補正有ボディ使用の方(α6600,α6500)
・すっきりした(寒色系)絵が好み
TAMRON 17-70mm(B070)
・望遠70mm
・レンズ内手振れ補正が欲しい(α6400等使用の方)
・暖かめ(暖色系)の絵が好み
実物比較
ここからは実際の物を比較します。(TAMRON 17-70mmは手元にないので、過去に比較した画像で使えるものがあれば上げていきます。)
体格
単体を比較するとこんな感じです。
参考でSIGMA 18-50mmとTAMRON 17-70mmの比較写真を掲載します。
α6400につけるとこうなります。
カタログ値通り、1655Gの方が一回り大きく重いですが、持った感じはそこまで重く感じません。そして17-70mmは流石に望遠70mmと手ぶれ補正がある分、最も大きく重いです。(記憶で言っています)
SEL1655Gは
・カスタム可能なフォーカスホールドボタン
・AF/MF切り替えスイッチ
がついています。
この手のボタンがついているレンズを使用したことがないですが、フォーカスホールドを使用する状況があまり思いつきません。
かと言って他の機能を割り当てるか。本体側のカスタムボタンはα6400でちょうどか若干足りていない感がありますが、レンズに足りない分を割り当てるかと言われると、割り当てなさそうです。というのも、いくら使用頻度の高い標準ズームと言っても交換しますので、別レンズでその機能が使用できないことを考えると、割り当てをためらってしまうからです。
ということで、個人的にはこのボタンのアドバンテージを感じませんでした。もっと使いこなしている方には重宝されるのでしょうけど。
AF/MFボタンは物撮りと人物撮りを両方撮影対象とする使用方法の方には恩恵がありそうです。(私も普段は子供撮り、たまにブログ用の物撮りをするので、MFに簡単に変更出来て使い勝手が良かったです。)
一方のSIGMA 18-50mm(TAMRON 17-70mmも)はボタン類はありません。
操作用リングの仕様
これらのレンズはリングの仕様が異なります。
SEL1655G
ボディ側はズームリング、時計回りで望遠
SIGMA 18-50mm
ボディ側はピントリング、反時計回りで望遠
TAMRON 17-70mm
ボディ側はピントリング、時計回りで望遠
三者三様ですが、特にズーム方向についてEマウントレンズは「時計回りで望遠」が多いと思いますので、SIGMA 18-50mmに違和感が出ると思います。(私はほとんどSIGMA18-50mmを使用していますので、逆に他のレンズ使用時に違和感が出ます。)
レンズ径と持ちやすさ
レンズ径はSEL1655Gの方が大きいですが、SmallRigのL字ブラケットを付けても、指がグリップとレンズ間には多少隙間があります。
SIGMA18-50mmは余裕です。
TAMRON 17-70mm F2.8は鏡筒が太く、指の隙間はぎりぎりでした。
写りを少し掲載
最後に簡単に撮影サンプルを載せておきます。
16mm F2.8
16mm F4
16mm F8
55mm F2.8
55mm F4
55mm F8
以上です。
Eマウントレンズを購入するなら、Yahooショッピングでセールを狙うとPayPayポイントがかなりもらえてお得です。
または楽天のお買い物マラソンを狙うという手もありますが、なかなか他に買うものを探すのに苦労しますよね。
あとで「いらなかった!」と思うことがないように、普段から商品のお気に入り登録をしておいて、マラソンの時に一気買いをおすすめします。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません