Peak Design キャプチャー V3 レビュー
今回はPeak Design キャプチャーV3をレビューします。
PEAK DESIGN CAPTURE V3はカメラをズボンのベルトやカバンのストラップにホールドするためのガジェットです。初代、V2とすでに発売されていて、改良されたV3となります。
部品構成
基本的な部品は下の写真の2部品です。上がスタンダードプレート、下がキャプチャー本体となります。

このように写真上からスライドインさせます。


使い方
こんな感じでカメラの三脚穴にスタンダードプレートを取り付けます。

そしてキャプチャー本体をベルトに取り付けます。※今回は別売りのプロパッドを介して取り付けています。

そしてカメラを使用しないときにスタンダードプレートをキャプチャー本体にスライドインさせるとベルトにカメラをホールドできます。

カメラを使用する場合はキャプチャー本体にあるボタンを押しながら外します。(下の写真は右手小指でボタンを押しています。)

構造としては、下の写真の左上ボタンを押すことで、赤丸の突起が内側へ移動します。

その突起が引っかかっていたスタンダードプレートの壁(下の写真の青丸)から外れることで、スライドアウトすることが出来るようになります。スライドインするときは赤丸の斜面で勝手にキャプチャー本体の突起が移動していくので、ボタンを押す必要はありません。4辺すべて同じ形状ですので、どの方向からでも挿入できます。

自分の右腰に取り付けて、外すときはグリップを右手で持ったまま右手薬指や小指でボタンを押しながら上に持ち上げて外すと片手で付け外しが出来るので、右側に取り付けるのが通常かなと思います。(ボタンを押しながら外すのに慣れが必要です。)

良いところ
カメラがぶらぶらしない
ストラップでカメラを持っていると結構カメラがぶらぶらしてしましますが、CAPTURE V3であればそこそこ固定されます。子供と遊んでいたり観光に行ったときに、狭い道を歩いたり人込みを歩いたりした時も不安なく移動ができます。また、当たり前ですが首にカメラの重さの負担が来ないので、長時間の使用でも首肩が楽です。
外れない
キャプチャ本体の突起がスタンダードプレートの壁に引っかかっており、構造上外れないようになっていますので安心です。強度が必要な部品は全て金属(おそらくアルミ、ねじは鉄)で作られていることも破損の可能性が低くて安心です。

付け外しがすぐできる
結構しっかり固定できるにも関わらず、付けるときはスライドさせるだけ、外すときもボタンを押しながら外すだけと簡単です。また、4方向どちらからでも挿入できます。
アルカスイス互換
スタンダードプレートはアルカスイス互換性がありますので、三脚にアルカスイス互換のクイックリリースシューを取り付けておけば、スタンダードプレートを付けたままカメラを固定することが可能です。

PEAK DESIGNのアンカーリンクスをつけたまま使用可能
スタンダードプレートの四隅に穴があり、同じPEAK DESIGNのアンカーリンクスを取り付けたままキャプチャー本体に取り付け可能なので、状況によりキャプチャーとリーシュなどのストラップを使い分けることが出来ます。私の場合はカメラを落とさないためにリーシュを首にかけ、更に歩行時のぶらぶらが嫌な場合はプラスでキャプチャーで固定する使い方をたまにします。


ベルトへの付け外しも簡単
キャプチャ本体をベルトに取り付けるには、ねじ2本を使ってベルトを挟むことになるのですが、下の写真の通り片方の穴が外れるようになっているので、ベルトを通すためにねじをすべて外す必要がなく簡単です。


イマイチなところ
一応記載しましたが、製品の機能上どうしようもないことが多いです。
ガチガチ固定ではない
スライドインを簡単にする為だと思われますが、外れはしないのですが少し(1mm弱)遊びがあります。重いカメラとレンズを付けているときは特に問題ありませんが、軽めのカメラとレンズを取り付けていると歩いている時に少し揺れが気になります。ただし、外れてしまうわけではないので大した問題にはなりません。
カバンのストラップ幅によっては取付できない

商品紹介ではカバンへの取り付けが写真掲載されており、登山等でカバンに固定できることを売りにしているのですが、ストラップの横幅によっては取り付けが出来ません。実際私の使用しているカバンは70mm程度幅があり取付できませんでした。下の写真のように、取り付けられる幅は約55mm以下となります。

厚みについても付属のねじ長さで限界がありますが、一般的なM5ねじなのでホームセンター等で長いものを購入すれば厚いストラップでも対応できます。ズボンのベルに取り付ける場合は、取付できないほど幅があったり厚みがあるベルトはほとんどないと思うので気にする必要はないです。(少し長いねじも2本付属しています。)
カメラを机等に置くと不安定
カメラ下面に取り付けるものなので当然なのですが、付けた状態で机などに置くと斜めになります。だからどうしたって話ではあるのですが、キャプチャー本体側の工夫でエクステンションプレートも固定できるようにしてもらえると、置いた時も安定するのかなと思います。
エクステンションプレートと共用できない
上の記載と一部被るんですが、エクステンションプレートと共用が出来ないです。正確にはエクステンションプレートにも三脚用ねじ穴が開いているものが多いので無理やり取り付けることはできます。ただ、エクステンションプレートは「ストラップ穴」「アルカスイスクイックリリースへの取り付け」の役割がスタンダードプレートとかぶってしまいます。


プロパッドが高い
カメラの付け外しは上から下にスライドインさせるのが楽で安心感があるのですが、別売りのプロパッドが必要になります。※プロパッドを使用しないで直接ベルトに取り付けた場合は、前か後ろから前後にスライドインさせることになります。
キャプチャー本体も高いのですが、プロパッドがそこそこ値段がします(記事執筆時点で4000円くらい)。ホームセンターで代わりになるものがないか探してみました(大工さんとかが腰に工具を置いておくためのハーネスとか)が、代替できそうなものがありませんでした。キャプチャー本体は機能から考えてまだ納得感がある値段なのですが、プロパッドの機能を考えると少し買うのを躊躇します。
外すボタンの位置が微妙
これは使い方次第だと思いますが、下の写真のように押すには慣れが必要です。(押すこと自体も少し力が必要ですし、押したまま上にカメラを持ち上げるのが難しいです。)

ですので、下の写真の左下にボタンを設定して、下から上にボタンを押せるようにしてもらえると、かなり片手で外しやすくなると思います。(両手を使って外す、プロパッドを使用せず直接ベルトにつけて使用、カバンにつけて使用する場合は話が変わってくると思います。)

まとめ
イマイチなところもいくつか記載しましたが、基本的には非常に便利なガジェットです。似たような製品がいろいろ発売されていますが、Peak Design製が安心感があります。私は多少使用感のある中古品を購入しましたが、十分役割は果たしてくれています。
キャプチャー、スタンダートプレート、プロパッドのセットになったような製品がCobbyというメーカーから比較的安価で発売されているので、少しこちらも気になってますが。。。
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