東芝dynabook DZ83(D83)バッテリー交換

2023年9月18日

2018年製 dynabook DZ83(D83)のバッテリー交換を行ったので、備忘録として記載します。

iPad Pro2018に代わる、ペン入力可能なWindows PCが欲しかったため中古購入したのですが、バッテリーがへたっていました(分かったうえで購入)。

そこで今回バッテリーを交換しました。

※普通のノートPCはバッテリーとは別でBIOS設定保存のための電池(ボタン電池が多い)を搭載していますが、この機種はその電池がなく、設定保存も通常のバッテリーで行っているようです。その為、電源を投入するたびにBIOS画面に突入する状態となっていました。(タブレットにもなるデタッチャブルタイプのPCはそういうものなのかもしれません)

PCの情報

・2018年発売のデタッチャブルPC(2in1)

・D83という法人モデルも存在

・Intel第8世代 CPU搭載(Core i3-8130U,i5-8550U,i7-8550U)

・ディスプレイ 13.3インチ

その他詳細は別でレビューします。

準備するもの

・交換用バッテリーPA5325U-1BRS(Amazonなどにありますが、ほとんどが互換品です。)

・精密ドライバー

・ギターのピック、又は厚めのプラファイルを適当な大きさに切ったもの

作業

スタンド部分を開くとネジが7か所見えるので、全て外します。(ネジ長さは全て同じです。)

ギターのピックなど薄いものを側面の隙間に入れて、慎重に開けて行ってください(ドライバー先端などの金属はNGです)。写真は右側がすでに空いている状態です。これくらいの隙間を全面開けていく感じです。

全面開けると写真のように中が見えるようになりますが、液晶と本体側がケーブルで繋がっているので慎重に開けて下さい。上下中央の黒い大きいのがバッテリーです。

因みに右端に見えるのがSSD(nvme 2280)です。タブレットPCの場合小型化優先で、入手しにくい2230タイプが搭載されていることが多いようですが(Surface proは 8,9がSSD交換可能になったのですが、2230タイプなところが残念です)、一般的な2280タイプなので、安価に入手が出来ます。

メモリはオンボードなので交換不可です。

本来は繋がっているケーブルのコネクタを外して、本体と液晶を完全分離したほうが良いと思いますが、私は写真のように置いて作業しました。(同じことをする場合は、ケーブルが折れないように注意してください。)

続いてバッテリーのネジ4本を外します。(写真はすでに左下が外れています。)

バッテリーと基板の接続コネクタを外します。ロックなどはないので、そのまま慎重に上に引っ張れば外れます。

あとは交換バッテリーを取り付けて元に戻せば終わりです。

戻すときの注意点

・赤矢印にバッテリーをひっかける部分があるので、ひっかけ忘れないように注意してください。

・赤で囲った中は磁石が入っているので、ネジが持って行かれないように注意してください。

無事にバッテリー作動できるようになりました。

PCdynabook,DZ83

Posted by sajibe