SIGMA 18-50mm F/2.8 DC DNをα7cに装着する

※2022/1/1に はてなブログ に掲載したものです。

コンパクトなこのレンズ、こちらもコンパクトなフルサイズ ボディであるα7cに装着し、クロップ具合を試しに確認してみました。

体格と重さ

とりあえず装着するとこんな感じです。

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α7CにSIGMA18-50mmを装着
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上から見るとこんな感じです。


見た目のバランスは良いですね。

私が愛用している肩掛けのカバンに余裕で入ります。

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肩掛けカバンに余裕で入ります。

重さは合計で714g。さすがにα6400と比べると重いですが、許容範囲です。

α7cはグリップが心許ないですが、レンズが軽いので持ちにくさは無いです。せっかくですから全体の軽さを活かすために、余計なブラケット等は付けない方が良いかなと思いました。

撮影範囲

続いて写る範囲についてです。

焦点距離を変えて撮影してみました。F値は解放の2.8で固定。撮影対象は PCのモニターです。エクセルに焦点距離を記載して撮影しています。

apscサイズ(おおよその範囲)を赤線で載せてあります。

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18mm
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35mm
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50mm

これを見ると、撮影範囲はapscセンサーの範囲ギリギリですね。何ならapscのセンサー範囲でも角は分かるくらい減光しています。さすが体格に拘ったレンズだけあります。

apsc範囲からはみ出た部分も写真として使えれば、ほぼフルサイズのコンパクト標準ズームセットが作れるかも、と言う淡い期待は脆くも崩れ去りました。(apsc専用レンズを範囲に余裕をもって設計するはずもないので、当たり前ですね。)

考え方によってはα6600s

考え方によってはα6600sとみることもできます。(画素数が小さくて高感度)

α7cのapscクロップ時とα6600を比較すると下記のようになります。

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α7c(apscクロップ)とα6600の比較

※α7cのファインダ撮影倍率が「?」付きなのは、クロップ時の換算に自信がないからです。

こう見るとやっぱりなんちゃってα6600sみたいになりそうです。

高感度×apsc×コンパクトのニーズがどれくらいあるのか分かりませんが、α7cとSIGMA18-50mmの組み合わせは、私としては「意外にありかも」と思ってしまいました。